コンプレックスは魅力への近道!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
少しでも「なるほど!明日からに活かしてみよう」と感じてもらえたら幸いです。
ある女子大学生の就活相談での一言。
『今まで特に頑張ってきた事もないし、苦労も経験してないような気がする。何にも無いのが辛くて。。。』
『ハングリー精神ってどうしたら手に入るの?
全部が普通っていうのがコンプレックスなんです。』
ムムッ
なかなか難しい事をいうなぁと感じました。
誰が誰と比べてる?
自分の全てに満足しているという人はごく稀ではないかと思います。
多くの人が、自分のどこかしらに不満足や、人目に触れたくない程の恥ずかしさみたいな感情を持っているのだと思います。
他の人と比べて、自分のほうが劣っていると感じる事をコンプレックスと呼びます
???
他の人と比べてるのは誰だ?
私は太っています。
それもかなりです。
幼い頃から太っていて、なんども弄られてきました。
幸いにも、イジメにはあった記憶がありませんが。。。(感じてないだけかも)
今でも行き交う車の中な人からジロジロ見られ笑われていたり、小さな子どもの親が「そんな事いっちゃダメ!」っと私を見ながら聞こえる声で言ってたりはしょっ中です。
つまり、かなり太っています。
なので
就活の頃には、流石に悩んだというか、不採用通知が重なるとショックもあり、痩せる努力はするものの、、、という時がありました。
羨ましいよ。
前回のブログで、私に仕事がなんたるかを教えてくれた上司を話題にしましたが、この人が言った言葉で、一際キラキラして今も忘れられない一言があります。
一緒に営業先を回る道すがらです。
『お前は良いよな。一瞬で記憶に刻まれるシルエットだもんな。羨ましいよ。』
目からウロコってホントなんですよ。
今まで聞いた事も無いフレーズなわけです。
笑われたり、弄られたりして、自分でもうまくそれを乗りこなし、誤魔化してきたけれど、自分の容姿を羨ましいという一言を向けてきた人はいないわけです。
本音ではないとはわかっていても、自分の中にジワジワ広がるというか、欠けている部分が埋まっていくような満たされて感がありました。
魅力とは相手が見出すもの
私はこう考えています。
どれだけ角度を変える意識でモノゴトを見ようとしても、死角は必ずあります。
それが自分自身ともなれば、かなり広い角度で死角を生んでいます。
だから
他人の目を借りなくてはならない。
そして、自分の価値や魅力は、自ら生み出すものではありません。
他人から授けてもらうものであり、他人から見出してもらうものです。
なんの変哲もない普通がコンプレックスだという女子大生に、私は何度も《もう少しそね部分詳しく聞かせて?》と尋ねていました。
《うん。うん。それで、それで》
すると
彼女が徐にこう言いました
『よくもまぁこれだけ当たり障りない経験ばかりで過ごせてこれたもんだわ。それはそれで珍しいかもしんないよね?そう思わない?』
良い流れになりました?
もう少し話を聞かせてよ。