偶然は計画できるって知ってますか?
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
少しでも「なるほど!明日からに活かしてみよう」と感じてもらえたら幸いです。
就活生も意識が高まってくると
というキーワードに行き着き、書店や電子書籍で検索する人もいるかと思います。
その自己啓発というジャンルを見てみると、よく成功者のストーリーや、プロセス、成功体験を基にした内容が多いかと思います。
しかも
成功体験者の多くが、結構な割合で
『偶然』チャンスが巡ってきた
『偶然』思いついた
『偶然』ヒットした
など裏話のようにエピソードを記載されていたりします。
実はこの『偶然』は計画的に引き起こせる事を研究した人がいるって知ってますか?
プランドハプンスタンス理論
ジョン・D・クランボルツ博士
この人が研究された理論がそれです。
和訳すると
計画された偶然性
とでも呼びましょうか。
この理論は《キャリア=仕事を通じた生き方》を学ぶ際には、避けては通れない理論であり、少し知るだけでも、興味が湧いてくる考え方で人気です。
簡単に概要を説明すると、大企業や中小企業など多くの企業に勤め、主要なポストについている人たちのキャリアを調査してみると、キャリアを100%意のままにコントロールする事はできず、8割は偶然の出来事によるものであったという研究結果の事です。
イメージはできますよね?
よくある成功者の偶然エピソードとして
- たまたま行った場所で運命の出会い
- 失敗を繰り返し諦めかけたその時に
- 何度も挑戦した結果
そうそれです。
期待する偶然を計画するコツ
キャリアは偶然の出来事、予期せぬ出来事に対し、最善を尽くし対応する事を積み重ねる事で形成されていくとクランボルツ博士は研究調査から導き出し、期待する偶然を計画する5つのキーワードを示しておられます。
それは
好奇心
⇨新しい学習機会の模索
持続性
⇨失敗に屈せずに努力する
楽観性
⇨新しい機会が必ず実現する、可能となると捉えること
柔軟性
⇨信念・概念・態度・行動を変える
冒険心 リスクテイキング
⇨結果が不確実でも行動を起こす
この5つの事を心掛けて行動していく事が大切だと言われています。
まだ見ぬ、誰も知らない未来に気を取れすぎるより、現在をしっかり意識し、未来を見据えて行動する先に、希望する未来は必然のように辿り着くのかもしれませんね。
ステキな偶然