就活に必要な『夢』のあり方
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新卒の学生さんからの相談は様々です。
具体的には以上のようなカテゴリーとなり、そのカテゴリー毎で適宜カウンセリングを行なっていく流れです。
私はキャリアコンサルタントとして、インテーク面談(初対面での面談)を重視しています。
相談者がどのような悩みを抱えているのか。
相談者が言葉として発する悩みの、その奥にある本音は何か。
それをしっかりお互いに共有できるように努めています。
その中でここ3年ぐらいでしょうか。
就活生の回答が変化してきているように感じています。
貴方の夢は何ですか？
いつの時代も繰り返されてきた質問です。
採用面接ではもう聞かれなくなった死後かもしれませんね。
しかし、インテークではあえて質問として投げかけるようにしています。
質問している私の頭の中は
答えられない(夢が希望ではなく希望) 6割
答える 2割
言いようのない沈黙 2割
と経験から想定し、次の展開を考えてきました。
しかし、ここ3年は
答えられない 2割
答える 6割
言いようのない沈黙 2割
と変化してきているように感じています。
夢の形骸化
夢と尋ねられて答えられる事は素晴らしい事です。
夢に良いも悪いも／正しいも間違いも無い！というのが私の持論です。
しかし
ドンドン回答が上手くなってきている。あるいは流暢になってきている。。。
それ自体は決して悪い事ではないのです。
でも
夢ってそういうモノなのか？
私の中ではモヤモヤしてしまいます。
私が考える『夢』とは
夢は？ともし尋ねられたら
その質問が採用面接という場面で貴方に尋ねられたのなら。
私はこうアドバイスします。
《 実は夢は誰でも持つ事ができます。
でも夢は持ち続ける事が重要です。
だから、夢は長い時間をかけて実現
したい事であるべきなんです。
だから、スラスラ答える事だけが全て
ではない。しっかり伝わるように答える
事が大切だと思いますよ。 》
新卒専門キャリアコンサルタントは、表層だけではない、相談者の真相に近づいていく事を心がけています。
