『信用』と『信頼』は違う
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就活生の悩みは尽きません。
いつも時代という、向かい風にさらされながら、就活生たちは懸命に自分を探し、自分らしく輝ける場所を求めて彷徨うわけです。
キャリアコンサルタントとして、相談や悩みに応じる中で、私自身が就活生のそんな姿に励まされ、また勇気をもらう毎日です。
そんな就活生に
いや
働く1人の先輩として、私自身が常に胸に持っている事を今回は記します。
混同していけない!
《 信用とは》
実績や成果、制作物、受賞歴など、時間軸としては過去に基づく出来事に対して、他者から付与もしくは評価されるもの
つまり
過去を信じて用いる 事を意味します
《 信頼とは》
時間軸として過去に基づき付与された『信用』および、その人物の行動や考えなど、現在の立居振舞をもとに、未来の行動を期待する行為や感情を示すもの
つまり
未来を信じて頼る 事を意味します
就活ではどっちが重要か
信用と信頼はどちらが就活で求められているのですか?こういう質問が聞こえてきそうです。
私はこう考えています。
ESや履歴書・自己紹介書などの応募書類は信用度を見ています。
だから、自己判断で資格や受賞歴を査定して、出し惜しんだりしては、自ら信用を放棄している事になりますし、自己分析も信用を獲得する為に適切に行う必要があります。
過去に信用を担保するモノが無いのならば、プロセスと、自身の考えを明記してカタチにしてしまえば良い。それがつまりポートフォリオと呼ばれるものです。
そして
信用が担保された者に対して、回数を重ねた面接や、入社体験、インターンシップなどで、いよいよ信頼度を確かめる、見極めるフェーズが始まると考えています。
- 仕事を任せられるか
- 大切なモノを預けられるか
- 喜怒哀楽を共にできるか
- 秘密を共有できるか
信頼度は見抜くのに時間がかかるのは理解できますよね。
即ち、信頼度を見抜いて欲しいと願う就活生側も、人間性を示す事になるわけです。
働くとは
キャリアコンサルタントとして答えます。
信用を蓄積しながら、信頼をどれだけ多くの人と築いていけるかが働くという事です。
採用試験の合格がゴールではありません。
内定を早く得るのが全てではありません。
『信用』と『信頼』をしっかり理解して、丁寧に就活に励んでください。
悩む時は相談してください。
追記
『信用』で充分という採用基準の企業も存在します。そこは就活生も見抜く目を養う事です。