内定がゴールではない!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
少しでも「なるほど!明日からに活かしてみよう」と感じてもらえたら嬉しいです。
21年3月卒の就活が本格的に始まり、活況の第一波が来ているようです。
そんな中
今回のブログ内容は些か水を差すモノになってしまうかもしれませんが、活況の時こそ、至って冷静に捉えておくべきと考え、記しておきます。
相場の格言からの引用
株式相場に詳しいわけではありませんが、就活やキャリアという事柄と株式相場は、人の心情や欲望が見え隠れするという点で共通しているように私は考えています。
その為、経済誌なども目を通している中で、こんな相場の格言がありました。
《強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく》 by ジョン・テンプルトン
現在の経済状況に照らしてみる格言かもしれませんね。
しかし、私はアナリストではなく、キャリアコンサルタントなので、ここから就活に照らして、意味を考えてみたいと思います。
不採用通知からが就活である
私はこれまでも、就活生からの相談において何度も、何度も伝えてきた事があります。
『不採用通知を受け取り、まずはしっかり悲しみなさい。自信を一度喪失してしまえば良い。
しかし、ここからが本当の就活です。スタート地点へようこそ。』
私のもとに就活生が来てくれるのは、多くは不採用通知を受け取った後です。
この世の終わりのような表情で目の前に座る就活生からすれば、きっと腹立たしい思いになる、一言を伝えていますよね。
しかし
ジョン・テンプルトンの格言しかり、これは就活においては、自分探しの真実だと私は考えています。
不採用という結果により、自分を見失う事で、あらゆる術で自分探しを行います。
そして自分らしきカケラを拾い集めながらも、本当にそれが『自分らしさ』なのか疑い続けます。疑っていては示しがつかないと、ロジックを見出していき、真実という衣を纏った自分をついに手に入れるわけですが。。。またこの自分も水面に写る月のように感じていくわけです。
内定がゴールではない!
内定という響きを目指して努力する事に間違いはありません。
しかし、内定がゴールではありません。
就活とはお互いの考えや価値観を確かめあって、互いに絆が結べるかを判断する機会です。
つまり
人間関係を通じて自分探しをしていく事だと言えます。
私はキャリアコンサルタントとして、就活生の
真実を読み解く力、知識、勇気になれたら考え職務に向き合っています。
一緒に走ろう!