『験を担ぐ』ということ
験(げん)を担(かつ)ぐという言葉をご存知ですか?
若い人たちには馴染みのない言葉でしょうか。
験を担ぐ
ある物事に対して、以前に良い結果が出た行為を繰り返し行うことで吉兆を推し量ること。
また良い前兆であるとか悪い前兆であるとかを気にする、すなわち、縁起を気にすることや、縁起を気にして物事の成功を願った行動を行うこと。 《Wikipediaより》
就活における『験担ぎ』と言えば、例えばどのようなものがあるでしょうか。
私の場合、、、
- ネクタイはストライプのモノにする
- 靴はその日の朝に磨く
- 決まったペンで書類は記載する
- 企業様の近くで必ず腹ごしらえをする
- 企業様で用を足す
以上5つぐらいでしょうか。
しかし、この5つのなかでも、取り分け験担ぎとして重要にしてきた事があります。
それは
3.決まったペンで書類は記載する
私だけの感覚ですが、単に書き易いからではなく、ペンが言葉を紡いでくれるというか、ペンが想いを導いてくれているように感じるからです。
験を担いだからといって必ず上手くいくとは限りません。
上手くいく為に験を担ぐのではなく、上手くいかなかった時に、自分を納得させ、次に向かわせるために験を担いでいるのかもしれません。
誰かが上手くいった験を貴方が担いでも意味がないと思いませんか?
貴方自身の経験や、体験を紐解くなかに、実は自分らしくあるためのラッキーアイテムや、自分自身の安定剤を担ってくれる存在があるはずです。
人に頼ること と 人に迷惑をかけることは全く違うことです。
貴方を支える『験担ぎ』一緒に探して、見つけだすのも、新卒専門キャリアコンサルタントの役割です。
私の『験担ぎ』であるペンです。